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Kygnus Official Website
Decode The Record
Hyperspots メディアエンターテイメントchにて、Kygnusが放送している
ラジオ番組、『Decord The Record』。第24回目は…
Crossroads
Kygnus-Oです。今回は映画の話しをします。
以前の放送回でご紹介したBlues特集のの続編と言えば続編。
夏の暑い日に、ぜひ涼しいお部屋で楽しんで頂きたい1986年公開の
ロードムービーです。
さて映画のタイトルにもなっております『Crossroads』という言葉。
これはデルタブルースの巨人であるRobert Johnsonが、ミシシッピの
十字路で悪魔と契約し、自分の魂と引き換えに神懸かり的なギターの腕前を手に入れたといわれるクロスロード伝説をモチーフに作られた映画です。
主演はある年代以上の人にはベストキッドのダニエルさんでおなじみw
Ralph Macchioくん。助演をJoe Senecaが固めております。
Ralph Macchio君演じるユジーンはクラシックギターの神童。
名門ジュリアード音楽院に通っている将来有望なギタリストですが、ブルースに心奪われている少年であり、Robert Johnsonのレコーディングされていない幻の楽曲を知るという伝説のブルースハープ奏者ウィリーとブルースを探す旅に出ます。
映画の内容としては、え!そこでそんなトンデモな展開w的なツッコミどころもありつつ進行していくロードムービーとなっており、終盤ユジーン君が悪魔のギタリストとギター対決をするシーンなんて、ツッコミ所の極地だったりしますww
しかし、この映画侮っては行けないのが音楽なんですねぇ!!
なんといっても劇中で聴けるブルースギターは、世界中のルーツミュージックに精通し、最高のスライドプレイヤーと名高いRy Cooderが演奏しています。もちろんユジーン君の演奏は当てぶりです……。
Ry Cooderといえば彼のキャリアの大ヒット作「Buena Vista Social Club」はあまりにも有名です。
そしてそしてもう1名、今やギター界のレジェンドとなったSteve Vaiが悪魔のギタリストジャックバトラー役として出演し、ユジーン君と壮絶?なギターバトルを繰り広げております。
なんでもSteve Vaiは、一旦撮影が終わった後、負け方が気に入らなかった監督に呼び戻され、セットも1から組み直し、もっと壮絶に負けてくれと要望され、頑張って壮絶にもう一回負けたそうですw
ユジーン君のブルースプレイは、基本的にはRy Cooderのプレイですが、ジャックバトラーを打ち負かすパガニーニのフレーズのみ、Steve Vaiが演奏しています。
Guitar Battle Scene / Crossroads
なかなか笑えるでしょww
ただアメリカではこのSteve Vaiがあまりにもカッコよくて、ギタリストを目指すきっかけになったなんて人もいるみたいですよ。
さてそんな巨匠2名のグレイトなプレイを観ながら今日はお別れしましょう。
暇があったらぜひこの映画、観てみて下さいね!!
暇があったらでいいんでww
Ry Cooder - Buena Vista Social Club / Y Tu Que Has Hecho
STEVE VAI / Whispering a Prayer
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